そろり ゆっくりと
第十二回 善竹富太郎狂言会のお誘い
があり国立能楽堂へ。
◆筑紫奥(つくしのおく)・狂言。道連れになった筑紫の奥の百姓と丹波の百姓とが、一緒に都の領主に年貢を納め、作っている田んぼの
大きさだけ笑えと命令され、笑ってお酒を頂く。
善竹富太郎さんの声量と発声は素晴らしい。
わかりやすい日本語!
狂言の良さが気持ち良く現われ出ていました。
素囃子
◆ 下り端(さがりは)
太鼓・大鼓・小鼓・笛、 ... の四人で奏でる
音色は心静かに今年の整理を促されているよう。
◆ 鬮罪人(くじざいにん) 狂言
太郎冠者/善竹富太郎
主人/山本泰太郎
町人/大蔵千太郎
町人衆/大蔵教義
町人衆/野島伸仁
町人衆/吉田信海
町人衆/小梶直人
町人衆/川野誠一
町人衆/善竹大二郎
祭と山車(だし)についての主人、太郎冠者、
町人らのやりとりが面白おかしく続きます。
室町時代から続く狂言は、笑いの対話劇と
言われ古典を充分楽しむ事ができ、また
声量に圧倒されて元気になります。